新しいステージへ
今日、2020年3月31日で令和元年度が終わります。
みなさんにとって、「令和元年度」はどうでしたか?
嬉しいこと、悔しいこと、悲しいこと、楽しいことなど
学校生活でたくさんの体験や経験ができたのではないでしょうか?
話は変わりますが、校長室便りの記事で
「インゲンも、にんげんも」というものがありました。
「20年近く前の話です。2001年のノーベル化学賞受賞者である
名古屋大学(当時)の野依良治博士が生物情報学教室で行った
インゲンの実験について、興味深い内容がかつて新聞に掲載されました。
インゲンはつる科の植物で、つるは右巻きで伸びていくのだそうです。
そこで、研究室では、A:右巻きのままつるを伸ばす。
B:強制的にまっすぐにして伸ばす。C:強制的に左巻きにして伸ばす。
という3つの場合の収穫量について調査したことがあったそうです。
結果はAを基準としたときに、
Bは1.5倍、Cは2倍の収穫量があったそうです。
私たちの人生もなんでも順調にうまくいっているときより、
思うようにいかないときや厳しい環境に置かれているときのほうが、
自分を伸ばしてくれることが多いのではないかと思います。
緊張や逆境はだれでもできるだけ避けたいものですが、
自分を高め、成長させてくれる緊張や逆境は、試練と言い換えてもいいでしょう。
これらに進んで立ち向かう勇気が時には必要です。」
いよいよ明日からは「令和2年度」です。
自分を高める努力を忘れず、充実した学校生活にしましょう。
『「夢・笑顔・元気」そして「あいさつ」あふれる幡羅小学校』